こどものほん 編集部

あしたが きらいな うさぎ

もじゃもじゃの毛をバカにされて「明日にならなきゃいいのに」と思うようになったうさぎのウールが、星祭りの日に出会った奇跡とは?

あしたが きらいな うさぎ
  • 作:高橋久美子/絵:高山裕子
  • ISBN:9784867160169
  • A4変判 / 32ページ
  • 価格:1,485円(本体1,350円+税10%)
  • 発売日:2020年5月26日
「やーい うさぎの くせに! 」
うさぎの男の子、モジャラビット・ウールは、
もじゃもじゃの毛をバカにされて、
友達に会いたくないなあ
「明日にならなきゃいいのになあ」と思うように なります。
ウールは明日にならないよう、
時計の針を戻したり、逆さに歩いてみたり、
試行錯誤しますが、なかなかうまくいきません。
そんなウールが、年に一度の星まつりの日に出会った奇跡とは
▼原作者、高橋久美子さんが語る!物語の魅力!▼

著者紹介

  • 高橋久美子

    作家・作詞家。愛媛県生まれ。
    チャットモンチーのドラマー・作詞家を経て、2012年より作家に。
    様々なアーティストに歌詞提供を行う他、絵本や詩、エッセイ、小説の執筆、絵本の翻訳、ラジオDJ等多方面で活動する。
    著書にエッセイ集『いっぴき』(ちくま文庫)、絵本『赤い金魚と赤いとうがらし』(福田利之/絵、mille books)などがある。
    翻訳絵本『おかあさんはね』(エイミー・クラウス・ローゼンタール/著、トム・リヒテンヘルド/絵、マイクロマガジン社)でようちえん絵本大賞受賞。
    昔、うさぎを二匹飼っていたが、お世話はしっかりものの妹にまかせていた。

  • 高山裕子

    イラストレーター・アーティスト。栃木県生まれ。
    『極北』(マーセル・セロー/著、村上春樹/訳、中央公論新社)、『海うそ』(梨木香歩/著、岩波書店)、『孤道』(内田康夫/著、講談社文庫)、『遠い山なみの光』(カズオ・イシグロ/著、小野寺健/訳、ハヤカワepi文庫)など、書籍の装画等エディトリアルの仕事を手がける。
    いつか行きたい風景や動物を主な題材に、定期的に作品を発表。
    夢はうさぎを飼って一緒に散歩すること。